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NPOの運営21 (資金調達)
2011年7月7日
 

 4年前、まつやまNPOサポートセンターから、事業資金開発セミナーの講師を依頼されて、営業出身であった私は、営業のことをいろいろお話すればいいかなと考えておりました。しかし、営業のことよりも、もっと基本的なことが不明確であることが判明し、センターの事務局長さんといろいろ協議もしました。

 事業資金開発面でいうと、企業型では、お客様には商品やサービスを提供し、代金をお金でいただくことになり、ここで企業式のマーケティングや営業が活かせるのですが、NPOの場合は全く違います。お客様に該当する支援対象者にいくら商品やサービスを提供したとしても、1円のお金もいただくことが困難な場合が存在します。

 例えば、愛媛県立とべ動物園の「白くまピース」を応援しているNPO法人があります。「白くまピース」は、母親が育児放棄をしたため、日本で初めて人工哺育で育てられた白くまです。ピースにいくら元気になってもらおうと支援したところでピースは1円も払ってくれないのです。

 また、NPOが支援対象とする分野は、どちらかというと社会的弱者といわれる方々が多いので、そういった人たちに、感動レベルのサービスを提供したとしても、直接的に多くのお金をいただくことは難しい問題です。

 そして、3年間の試行錯誤で、企業より多様性のある間接的に資金開発方法があることが判明しています。次回からは、寄付を中心に開発方法を検討していきたいと思います

 
NPOの運営22 (寄付開発1)
2011年7月8日
 

 NPOのファンドレイジングの一つとして寄付開発があげられます。ところが、この寄付についても、いったいどこで、どうやってということが不明確なため、足踏みをしている法人は非常に多く見受けられます。

 寄付をしていただく目的とか、寄付の予算とか、資金調達のうちで、どのくらいのシェアを維持したらいいかを決める必要はありますが、それよりも「一度やってみたらどうですか」とアドバイスします。

 結局、失敗に終わった場合が怖いやこんなことしてもいいのかな程度の気持ちがあってのことで、気楽に実行してみたらいいと思われます。

 まずは、イベントなどのとき、募金箱を受付に置いて、お願いしますと言うだけです。何事もチャレンジしてみまるといいでしょう。

 
 
NPOの運営23 (寄付開発2)
2011年7月8日
 

 まつやまNPOサポートセンターでの事業資金開発セミナーで、寄付のことが話題になると、どうしても企業の協賛を得たいという要望になります。それも、ある程度名の通った地域の代表的企業がピックアップされます。

 しかし、ただ協賛を得たいということだけで、希望だけを言っているというケースが多々存在します。さて、企業に対して提案を作成して、訪問を繰り返すとなると非常に大きな労力を必要としますし、2,3回行っただけで疲弊します。

 企画書でプレゼンして、かなり大きな単位の寄付を得るということはカッコいいものですが、コツコツと募金箱を持ってイベントなどで来場者にお願いしたほうが、最終的な金額は多くなる可能性があります。それは、ノウハウの蓄積にもつながります。

 そして、法人の経営的も安定します。小銭を集めるノウハウがあるからこそ、やがて有力企業からも声がかかるようになると考えています。そのノウハウは、まず行った先々でよかったら寄付お願いしますと言うことと、粘り強く継続することです。必要なのはとりあえずやってみようという気持ちです。

 
NPOの運営24 (寄付開発3)
2011年7月10日
 

 NPOの財源開発支援をしていると、日本には「寄付の文化」がないというコメントを何度も聞きました。そこで、寄付サイトの分析表を作成したり、市場規模等を調べていったりするうちに、「寄付の文化」はあるという結論に達しました。非公式な数字ですが、GDPの0.2程度ということです。500兆円をGDPとすると、約1兆円市場ということになります。

 1兆円という数字がどの程度なのかはわかりにくいですが、家庭用の家具の市場規模が6千億円程度ということですから、けっこう大きな金額です。

 さて、数ヶ月前のある新聞に、次のような記事が掲載されていました。

 《ある施設には、四十年間も「お年玉」を送り続けている人がいる。ある社会福祉協議会には、ここ数年、隔月で二万円が。偶数月が多いので年金生活者ではないかという。あり余るお金の中からとは思えない。陰徳。そんな言葉が自然に浮かぶ》

 こういった寄付の数字は統計には表れにくいですから、1兆円程度と言われる寄付の市場規模も、もっと大きくなると思われます。やはり「寄付の文化」は存在するといっていいでしょう。また、「寄付の文化」を作り上げていくのは、各NPOが協力して根づかして行くものです。

 
 
 
   
     
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