子育て中のお母さん方にコーチングをと考えていらっしゃる「ビタミン・マミー」の発表です。

代表自身の子育て経験から、今後の子育てをするお母さん方には、相談やコーチングを行う機関が必要であり、ノウハウを蓄積されてきました。さて、支援対象者に関する支援内容は、だいたいわかるのですが、問題は直接的収益が見込めるかということです。

代表からも、直接的収益は困難だが、視点を変えれば財源確保の方法はあると発表がありました。なるほど、その方法なら円滑な事業資金開発は可能だろうと思われます。実際に、もう始められている部分もあり、チラシも拝見しました。

次回は、ビジネスモデルを開発しつつ、計画に落とし込み、価値を明らかにしつつ、スケジューリングなどの発表を行うになります。

自閉症の子供たちの支援をされている「ぷちすてっぷ」の発表です。
今回は2名の理事の方が参加されました。

自閉症とはいったいどういう症状ですかという、なかなか一言ではこたえにくい質問に対して、いつも悩んでこられた理事の方々、60字～100字程度で、イメージ化できるようにという課題に、懸命に取り組んでこられました。通常は模造紙1枚で発表するところ、3枚使って、調査～行動～気づきをまとめ、今後の課題も明確になってきました。

社会のみんなにわかりやすい表現方法を考える姿に、支援する子供たちに対する愛情が感じられます。

NPOの活動は、抽象的でわかりにくいのは共通していますが、こういった地道な努力が、一般社会の理解を深めていくと思います。
（発表に熱がはいっており、聴くことに集中したため、模造紙を貼っている写真になったことをお詫びします）

衣料廃棄物からのCO2排出ゼロを目指す「衣サイクル研究会」です。

タンスに眠っている衣服は、ゴミとして回収され燃やされている場合がほとんどです。これだけでもCO2排出は膨大なものになります。NPOとしてのミッションの実現のため、古着回収及び販売の実証店舗で啓発活動も行い、回収した衣類の分別は、企業と連携して、理想的な企業CSRも支援していらっしゃいます。


平成22年度　環境省　循環型社会地域支援事業の認定団体として、国からも注目されている事業です。NPOらしい、マネジメント、組織体制を追及する姿は、これからのNPOの規範となっていくでしょう。

本セミナーにおいては、私は企業視点でのアドバイスが多いのですが、NPO視点からの助言をいただくこともあり、非常に助かっています。