国連機関での国際貢献 農商工連携に関するレポート NPOの事業資金調達講座 女性を対象とした 　　　　目標設定講座講師 ベンチャービジネスと市場 アグリビジネスセミナー 介護施設管理士講座開催		NPOの事業資金調達講座   「資金調達実践道場」第３回　セミナーの様子No.1   ■チャイルドライン　ハートコール愛媛 子供たちの電話相談を10年にわたって行っています。10年前と現在とで相談件数や相談内容について比較を行い、気づいたことの発表が課題となっておりました。さすがに、10年間で2万件もの相談をしてきた実績には目をひかれるものがあり、特に相談内容の変化を時系列で分析していくと、今後どのような相談が増えるかを予測することができるでしょう。 今回発表していただいたプレゼンテーション資料は、そのままデータ集の目次となっていきます。ここから、少しずつ増やしていくことをお願いしました。子育て系の事業所にとってはのどから手が出るほど欲しい資料になるでしょう。これを販売すれば、そのまま事業資金となっていきます。子供のことを考え続け、深いノウハウが印象的です。   ■レインボープライドえひめ 性的マイノリティの方々を支援しています。 報告を聞いて、私は思わず叫んでしまいました。「あなた方、助成金や補助金、支援策などは不要でしょう。性的マイノリティの方々だけの市場作りをすればいいです。市場が形成されれば、だれもが注目します。」松山市での支援対象者の方々は約5,000人程度であるとの報告に、人口の1％でもあり、市場形成は可能です。ターゲットはわかっているため、ニーズの把握も可能、それに見合った商品やサービスを開発すればいいことです。 そして、「レインボー プライド えひめ」が収益をあげ、納税したとき社会貢献度の測定がはじまります。もし、性同一性障がいの方々に、何らかの行政支援策が講じられていた場合、納税額が支援事業予算の何％になるかで、NPOとしての社会貢献価値が数値で表されるのです。 市場形成されれば、民間企業だって参入してきます。その場合の経済効果を測定すれば、社会貢献価値はもっと大きくなります。このように、NPOの社会貢献度は数値で表現ができるのです。   ■ビタミン・マミー 子育て中のお母さんたちへのコーチングを事業にしています。すでに具体的な事業計画をイメージして、収益のあがる分野はどこかも探索されています。したがって、目標や到達点、実行プランなどもキチンとしているのですが、難点は人手不足です。これは、今後のNPOすべてが直面する問題といっていいでしょう。 行動する人材不足、時間も制約がある中でどうするか。そこで、私は教育関係の事業所の中で、学生のときからこういった子供の教育事業をしたいという人が、一度も企業訪問せず大企業に資金を出してもらったという事例を話しました。 障壁は、乗り越えられるから直面するのです。がんばろう。そのために事業資金開発セミナーがあって、参加者がみんな自分のことのように相談相手になってくれます。針の穴のような突破口でも見つけて前進しましょう   ■「松山　冒険遊び場」 子供たちが公園で工夫して遊べることをサポートしています。前回セミナーで、目的やミッションの到達点が、ほぼ明確になったので、今回は具体的に、社会でどのような役割を果たしていくのかを報告していただきました。いわゆる、行政でも企業でもできない分野、NPOだからこそ実行していくことが可能な分野の発表です。 それは、地域、保護者、学校をつなぐコーディネート業務、中間支援組織になるということです。詳しい実行プランはこれからになりますが、まずは情報レベルに３者の乖離があるということで、ここの共有化を図るということから始めるそうです。 今回は、これをやるっ！ということで、内容もスラスラと一貫性をもった形で、非常に分かりやすい説明でした。代表と出会って4年目、なんだかあっという間のような気がします。   【NPOの事業資金調達講座】 平成23年度第3回目｜セミナーの様子No.1｜No.2 平成23年度第2回目｜セミナーの様子No.1｜No.2｜No.3
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